腰痛の原因
腰痛の原因は様々です。
一般的に「内臓の病気」、「背骨の異常」、「筋肉疲労」からくるものと考えられています。
まずは整形外科で骨に異常があるかどうかの検査を受けてください。
骨に異常がなく、痛みが続き内臓の症状もあれば内科の受診も必要です。
多くの場合、内臓や骨には異常が無い「腰痛」がほとんどですが、中には色々な病気が隠れている事がありますので注意が必要です。
以下に「腰痛」の原因になるものを詳しく紹介していきます。
内臓の病気が原因する「腰痛」
- 腎臓結石
- 尿管結石
- 大動脈瘤
- 婦人科の病気
- 悪性腫瘍
こういった内臓疾患が原因とする腰痛は命にかかわるものなので、病院での受診が必要です。
症状としては・・・
- 痛みの箇所がはっきりしない
- 激しい痛み
- 痛みが徐々にひどくなる
といった症状が多いようです。
背骨の異常が原因する「腰痛」
整形外科で受診すると、レントゲンやMRIなどで骨に異常があった場合・・・
- 椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 変形性脊椎症
- 腰椎分離症・すべり症
という病名で診断されことがあります。
ただ、整形外科などで診断はされますが、「なぜヘルニアになったのか?」といった原因はわからないことが多いのです。
しんそう療方では椎間板ヘルニアなどになった原因は「体を片寄って使ってきたゆがみ」からくるものとして考えます。
特に腰椎の曲がりやねじれなのです。
こういった体のゆがみをしんそう療方で正していくことで背骨の異常が原因している「腰痛」が改善されるのです。
筋肉疲労が原因する「腰痛」
レントゲンなどでは骨には異常がなく、原因がわからない腰痛を「腰痛症」とよばれています。
この「慢性的な腰痛」は腰痛患者の7割を占めており、3ヶ月痛みが継続する状態のことを言います。
症状としては・・・
- 右側(あるいは左)ばかり腰が痛む
- 腰が重くてだるい
- 夕方になると腰が痛くなる
- 前かがみになると腰が痛い
といった症状が多いようです。
これらの腰痛は長時間同じ姿勢、中腰による姿勢を続けることで
背骨や腰周りの筋肉が常に緊張してうっ血した状態になり腰の痛みを引き起こします。
長時間車を運転する人、ずっと座りっぱなしの人、中腰姿勢が多い人に多いです。
骨には異常がなく、筋肉が原因する「腰痛」は姿勢が圧倒的に関係するのです。
姿勢にも・・・
- 左にばかり重心をかける
- 右足ばかり足を組む
- 横座りをする
といった片寄った姿勢を続けることで、左右の筋肉の緊張、引っ張り具合に差ができ「体が歪む」のです。
特に背骨の腰椎や骨盤が筋肉に引っ張られ歪んだ結果、腰痛を引き起こすのです。
骨や筋肉が原因する腰痛も「体の歪み」が引き起こす!
骨の異常からくる「椎間板ヘルニア」や筋肉疲労が原因の「腰痛症」も、
なぜ、ヘルニアになったか?
なぜ、腰痛症になったか?
というのがはっきりしないのです。
しんそう療方では原因ははっきりしています。
片寄った体の使い方により、背骨や骨盤を左右どちらかに歪ませているから
なのです。
そのため、対症療法的な牽引治療や電気治療、筋肉をほぐすだけのマッサージ、
痛みを抑える薬やブロック注射をやっても根本的な体全体の仕組みを直さないかぎりなかなか良くなっていかないのです。
しんそう療方で背骨・骨盤をはじめ体全体の歪みがとれていくと・・・
- 長時間座っていても腰が気にならない
- 前かがみが痛くない
- 立ったり、座ったりが楽
という具合に動作が楽にできるようなっていきます。
2013年2月2日